日立市桜川町の歯医者 須田歯科医院

できるだけ歯を抜かずに保存して治療することを考え、虫歯や歯周病の治療、予防に力をいれている日立市桜川町の歯医者です

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歯周病について

歯周病は歯垢(プラーク)中の細菌が原因で起こる感染症です。
歯周病の原因菌は、口の中に一度住み着いてしまうと数を減らすことはできますがゼロにすることはできません。
そういう意味で歯周病は一度罹患したら生涯付き合っていく病気であるといえます。
2023年10月11日 17:06

イエテボリテクニック

予防歯科で世界の最先端を行っているのがスウエーデンのイエテボリ大学です。
イエテボリ大学の推奨する歯磨きの仕方がイエテボリテクニックです。
キーワードは2+2+2+2です。
一日2回、歯磨き粉を2センチ歯ブラシにつけて、2分間磨き、口をゆすぐのは2回ということです。
これは主に虫歯予防のための磨き方ということになると思いますので、すでに歯周病に罹患している方は、使用する器具、磨く時間など異なってくると思います。
2023年10月16日 08:42

フッ素について

日本をはじめ、世界的に虫歯が減少したのはフッ素の応用が大きいです。
もちろん、歯磨きが重要なのは言うまでもないことですが、それだけで虫歯を完全に予防することはかなり難しいと言えます。
市販されている歯磨剤のほとんどにフッ素が配合されていますし、定期健診の際のフッ素塗布、家庭や学校におけるフッ素洗口など虫歯の予防にフッ素が果たしている役割は大きいです。
2023年11月01日 15:07

認知症と歯科

歯の本数が少ない人は、いろいろな病気になるリスクが高いことがわかってきています。
高齢化に伴い、認知症になる方も増えてきていて、高齢者の5人に1人は認知症と言われています。
歯の数が20本以上ある人に比べ、19本以下の人は認知症になるリスクが1.9倍になるという報告もあります。
咀嚼することで脳血流量がアップし、噛めなくなると脳血流量が減少し、認知機能に影響を与えることが明らかになっています。
ただ、歯が失われても義歯などで噛めるようになれば、リスクは管理できると言われています。単に歯の数が多ければ良いということではなく、ちゃんと噛めるかどうかが重要ということです。
2023年12月04日 08:54

入れ歯の手入れについて

入れ歯も自分の歯と同じように手入れが必要です。
一日中、口の中に入れているものなので、表面にはかなりの汚れが付着しています。
うがいだけではダメで歯磨きをするように、入れ歯も水でゆすいだだけではダメです。
入れ歯用のブラシでよく汚れを落とし、入れ歯専用の消毒剤につけて消毒します。
口臭の原因にもなりますので、毎日きちんと手入れされることをおすすめします。

 
2023年12月28日 17:30

就寝時の入れ歯の保管について

寝るときに入れ歯を外す方とつけてまま寝る方がいると思います。どちらかが間違っていてどちらかが正しいというわけではありません。どちらでもよいと思います。
夜寝るときは入れ歯を外すという方が多いようです。阪神淡路大震災の時に、入れ歯をはずして寝ていた方が多く、地震が来たのが早朝だったため、入れ歯を持たずに避難してしまい、その後の食事に苦労したという話もありました。きれいに清掃してあれば、入れ歯を入れたまま寝てもかまいません。
2024年01月16日 09:22

予防か治療か

虫歯も歯周病も予防できる病気です。定期的に検診を受け、予防していったほうが治療費、通院回数、何よりも歯を保存するということからも良いことは言うまでもありません。
ただし、日本では欧米に比べ、検診を受けているかたが非常に少ないことが特徴としてあります。これは日本独特の保険制度によるところが大きいです。
欧米では歯にかぶせ物を作るのに8-10万円くらいかかります。治療が高額ですから、皆
一生懸命に予防に力を入れます。
一方、日本では保険のかぶせ物であれば数千円ですみます。保険証1枚あれば、日本全国どこでも保険治療が受けられるわけですが、少子高齢化に伴う医療費の負担増について、今後高齢者、現役世代がどのように負担するか、早急な議論が必要かと思われます。もう先送りできる余裕はありません。
2024年01月23日 18:00

含嗽剤について

虫歯や歯周病の原因である歯垢(プラーク)は基本的に歯ブラシなどの器具で機械的に除去します。しかし、それだけではなかなかすべての汚れを落とすことは不可能です。
虫歯や歯周病になりやすい人は含嗽剤(うがい薬、デンタルリンス)を補助的に使うのが良いと思います。口臭が気になる方にも良いと思います。ただ、あくまでも基本はブラッシングであり、あまり含嗽剤に過剰な効果を期待しないほうが良いです。
2024年02月09日 16:25

訪問歯科診療

病気や体が不自由で外来に来院出来ない患者さんについて、病院や施設、ご自宅に訪問して診療を行う場合があります。訪問歯科診療と言います。
設備の関係上、外来で行っているのとまったく同じ診療を提供することは難しいですが、
義歯や口腔ケアなどさまざまな診療を行います。
当院は訪問歯科診療を行っております。お気軽にご相談ください。


 
2024年03月14日 13:56

子供の歯周病について

歯周病には歯周炎と歯肉炎があります。いずれも歯周病原菌が引き起こす感染症です。
歯周炎は主に中年以上の大人が罹患する疾患で、炎症が歯茎だけでなく、骨にまで波及していきます。歯磨きでは治らず、専門的な治療が必要になります。
一方、歯肉炎は子供も罹患する疾患です。歯周炎と違うところは炎症が歯茎にとどまっているため、歯磨きだけで治ります。学校の歯科検診に行くと虫歯は昔に比べ減っていますが、歯肉炎の子は結構多いようです。まずは歯科医院で歯科衛生士に正しいブラッシング法を指導してもらい、毎日実践していくことです。
 
2024年04月30日 11:49
2024年04月30日 11:56

早期発見、早期治療

新規の患者さんを診ていると、時々重度の虫歯や歯周病に罹患している方がいらっしゃいます。おそらく口の中に異常があるのは気づいていたものの、忙しかったり、痛みがない等の理由で受診が先延ばしになっていたのではないかと思います。もう少し早く来てもらえれば抜かなくて済んだかもしれない...と思ったことは何度もあります。
また、歯が抜けたまま何年間もそのままになっている患者さんも時々いらっしゃいます。
おそらく、歯が抜けたままでも残った歯で噛めるのでそのままにしていたのかと思います。
しかし、歯が抜けたまま食事を続けていると、長期的には残った歯に何らかの異常が出てくることが多いです。
どんな病気でもそうですが、やはり早期発見、早期治療が重要なのは歯科も同じです。
何か口の中に異常を感じたらなるべく早く受診されることをお勧めします。
2024年05月13日 08:49

口臭について

口臭が気になるという方がいらっしゃいます。一般的には口臭は空腹時、起床時などに強くなるようです。
口の中は体の中で最も細菌の数が多いところです。基本的に口臭をゼロにすることはもちろんできませんし、そういう人はいません。
ただ、口臭を出来るだけ少なくすることは出来ます。例えば虫歯や歯周病があれば、まずはそれらをきちんと治療する。それから口臭の大きな原因である歯垢(プラーク)をできる限り除去する。これは毎日の歯磨きや定期的な歯のクリーニングが有効です。そして補助的にデンタルリンスを使用する、舌の表面を舌ブラシで清掃する、これらを組み合わせればかなり口臭を減らすことができると思います。
2024年07月26日 08:51

根の治療(神経を取る治療)について

歯の神経には歯髄と歯根膜があります。
歯髄は歯の中にあります。歯根膜は歯根の外側にあり、歯と骨をつないでいます。
神経を取ってしまった歯でも抜くときに麻酔をするには歯根膜があるためです。
一般に根の治療とか、神経を取る治療というと歯髄を取る治療を指します。
虫歯が大きくなり、歯髄に達すると強い痛みが生じ(これを歯髄炎と言います)、根の中の治療をしないと治らないのが普通です。歯髄は痛い、しみるという感覚をつかさどるため、歯の神経を取る治療をすると虫歯になっても痛い、しみるという感覚がなくなってしまいます。
また歯髄を取ると歯の寿命も短くします。当院での統計では歯髄がある歯と無い歯では歯髄がない歯の方が寿命が短いという結果になりました。
虫歯にならないようにしっかり口腔ケアをすること、また、もし虫歯になっても早期に治療することが大切になってきます。
 
2024年08月17日 13:27

歯ブラシについて

歯ブラシの硬さについて患者さんから硬いものが良いのか柔らかいものが良いのか時々聞かれます。基本的には普通の硬さのものでよいと思います。歯ぐきが炎症を起こしていたりして痛いときは柔らかいものが良いでしょう。交換時期は1か月が目安です。ブラッシング圧が強すぎる患者さんが結構多いのであまり強く磨きすぎないことです。強く磨いたから汚れが落ちるわけではありません。また、強く磨きすぎると歯ぐきが下がってきたり、知覚過敏の原因となることがあります。
2024年09月28日 11:37

歯磨剤について

歯磨剤(歯磨き粉)について質問を受けることがあります。
歯周病に効果があるとか、薬用成分がどうとかどれを選べばよいのかわからない...というものです。
個人的にはどの歯磨剤を選んでも大差はないと思います。それよりも、しっかり汚れ(歯垢)を落とせているかどうか、が大事だと考えます。
ただ、虫歯予防のためにはフッ素入りを選ぶ、着色が気になる方は研磨剤が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
2024年10月15日 16:29

歯磨きはいつするべきか

先日、食事のあと、すぐ磨いたほうが良いのか、それとも少し時間がたってから磨いたほうが良いのかという質問を受けました。
基本的には歯磨きは朝・昼・晩の食事後が良いと思いますが、すぐであっても少し時間がたってからでもどちらでもよいかと思います。
それよりも、きちんと汚れを落とせているかどうかが重要であると考えます。そして定期的な検査と歯科衛生士によるクリーニング。また一般的に高齢になるほど口腔内の変化が起こりがちなので、都市を取るほど、歯科健診の間隔は短くしていったほうが良いです。
2024年10月16日 16:25

11/8はいい歯の日

11/8はいい歯の日です。今月は全国で様々な歯に関するイベントがあります。
8020運動というのをご存じの方は多いと思います。
80歳で20本の歯を残そうという運動ですが、直近の調査では半数以上の方がこれを達成しています。
ところが、最近の研究では歯の本数よりも、噛む力がどれくらいかということの方が重要であるという報告があります。歯がたくさんあっても思うように噛めなくてはだめで、逆に歯が少なくなっても入れ歯やインプラントなどで補綴し、しっかり噛める状態であればよいということです。

 
2024年11月02日 17:40

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茨城県日立市桜川町
1-6-13

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土曜午後は13:30-18:00

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